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プロフィール

登録日: 2019年4月1日

記事 (49)

2026年9月27日 ∙ 7 分
【報告】【見た】MAWの記録(静岡県浜松市天竜区)と、ポーラ美術館
アーツカウンシルしずおかの事業であるマイクロ・アート・ワーケーションに参加。インスタで流れてきた記事に関心を抱いて応募。静岡県内各地で活動する6つの団体等がホストを務め、それぞれ3人程度づつ配置される。僕は浜松市天竜二俣に希望を出して、その通り採択された。全体の倍率は10倍程度だった。 アーティスト・イン・レジデンスでは、多くの場合滞在制作と成果展が求められる場合が多いが、今回はそれらは課されておらず、滞在日記をnoteにアップすることが基本的なミッションとなる。 僕のような作家にとって、この仕組みがどれほどありがたいか。 レジデンスとか公募というのは、どこか専業作家を相手にしているところがあって、定職に就いていて、数か月単位のまとまった休みを取得することが難しい人間にとってはほとんど選択肢がない中で、数少ない機会を提供してくれた。 だいたい、制作というのをどう考えるのかという点において、業界の狭い考えがベースにある。マーケット至上主義なのか、すべて共犯関係なのか。 日本では90%が事業主ではなくてサラリーマンで、僕は家族と生きていくために定職に就いていて、その中で制作しているん...

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2026年8月27日 ∙ 5 分
【見た】誰しもが京本とともに作る――ルックバック備忘録
藤本タツキの漫画「ルックバック」は、2021年に読み切り漫画が公開されたときに読んで、その後アニメ化されて、今度は是枝裕和監督で実写映画化。すごい展開にめまいがするほど。世間的な評価がものすごく高いということは疑いようがない。 その点、正直に言うと、僕はずっと、その評価にピンと来てなかった。 藤野と京本の、お互いへの嫉妬や憧れ、そして友情、そこに制作の喜びを見た。 また京アニ事件を念頭に置いたと思われる通り魔の描写も、才能という視点で見ると、作家のステージに行けないことの苦悩として見ることもできる。 だけど、友達の死というエピソードの挿入がどこか唐突に感じられて――もちろん実際の事件の衝撃を表現するにあたってはその唐突さが重要ともいえるけど、事件をストレートに引用しすぎている感じが気になって、いまいち乗れなくて、作品自体の評価がやたらと高いことに疑問を持っていた。 また、創作の喜びや尊さへの共感が本作の評価を高める一因になっている。最も嫉妬の対象になっていた京本が、実は自分の最高のファンだったことを知って、あぜ道を全力スキップで走るシーンは、まさに本作のクライマックス的シーンだと...

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2026年6月24日 ∙ 4 分
【思った】センターピボットと棚田から見るこれからの絵画について
川の形は誰が作ったのか 作品そのものの造形や、それに添えられるコンセプト、タイトル、ステートメントといった要素が、作品発表において必須項目であるということは現代美術のマナーとして広く共有されており、それらが作家個人に帰属するもの、つまり作家個人から湧き出たオリジナルのアイデアであるということもまた、自明のものとして扱われているように思う。 でも僕は、それらのすべては、作家個人ではなくて、環境が規定するというように考えたい。環境が、個人を通して、作品として表現させているという立場だ。 最近、Googlemapを見ていて、アメリカに緑の円がドットパターンのように敷き詰められた場所があって、気になって調べたらセンターピボット灌漑というらしい。これは、日本と違って雨があまり降らないから、農業のために散水する必要があって、そのために開発されたシステムとのこと。とても長い散水機があって、片方の端っこは円の中心に固定されていて、逆の端っこが円を描くように動く。すると円の内部を一周して満遍なく水が行き渡るというわけ。 さらに、耕運機はGPS管理で渦巻き状に動いて、収穫機も同様に動く。つまりは、な...

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