biscuit gallery Karuizawaでの展示風景。奥にFu Ningさんのペインティング
biscuit gallery Karuizawaにて「International Dialogue」展が開催中です。白く、自然光で満たされた明るい空間で、私とFu Ningさんの作品が語り合っています。
会場がある宿泊施設「still」。パン屋さんとかレストランとか、とても美しい施設
会場はhalutaが経営するホテル「still」の一角にあります。ここは旧ドライブインを大規模にリノベーションした建物で、扉や窓などの調度品の一つ一つが美しく、大変なこだわりを感じます。ギャラリーも面白いつくりをしていて、建物内部側にレトロな雰囲気のある大窓があしらわれていて、外向きの窓からは軽井沢の景色が見え、作品と響き合います。
また、hulutaが経営する美しい北欧家具店の片隅にも、雪囲いの絵を一点飾っていただいています。
美しい家具が所狭しと。ちなみに今回のキュレーションを行ったスウェーデン人のイエンスさんは「うちのおばあちゃんちにあるやつ」って言ってました。日本のおばあちゃんちとだいぶ違うぞ
さらに、渋谷松濤にあるbiscuit galleryでも同展が開催されており、こちらでは3フロアに1ペアずつ、6名の作家作品が展示されています。それぞれに共通点をのぞかせながら、違いや特徴が対比されて興味深い企画となっております。
こちらにも、入り口に一点、私の作品を展示しております。
ところで初軽井沢の私は、その道中で赤城山、妙義山、浅間山に大興奮で、さらに山梨経由で東京に入った道中では八ヶ岳から南アルプスからの富士山で昇天してしまいました。「日本すごい」と、国粋主義者のように改心してしまいました。そしてこの単独峰の神々しさと恐ろしさの中で生活するというのは、山形の屏風のような山脈の中で暮らすこととは全く違う人間性が養われるのではないかと想像した次第。