top of page
間 - 空 - 間:日常と非日常の隣接|inter-space : Adjacent to the ordinary and extraordinary
山形市「とんがりビル」内ギャラリー「KUGURU」での展示。山形美術館の岡部信幸氏によるキュレーション。関西出身で山形在住の画家・高田幸平氏との二人展。
KUGURUは当時まだ開設して1年足らずのスペースであったが、壁面がすべて針葉樹合板で覆われたその特殊な空間に、山形でギャラリーを運営することについてホワイトキューブを批評的に扱う態度が現れているのだろうと感じた。僕もこの空間になんらかの批評的なアプローチをして展示したいと考えた。そこで、この空間を特徴づける合板を剥がして(無塗装なので容易に復旧できる)小屋を作り、それをギャラリー「KOMORU」として新作を展示することにした。
壁に埋め込まれた断熱材がむき出しになった空間は、小屋ができたことで屋外の路地のようになった。
bottom of page