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【ご案内】Art Fair Beppu Spring 2027に参加します

1 日前
読了時間: 1分

以下ステートメント


私は、どこかで自分の美意識がまがい物のような気がしている。日本の地方都市で「洋画」を学んだ私にとって、その出発点からして正当な美意識からはかけ離れているのではないかという疑念が拭えずにいる。そのためか、近年の私の制作は、自分の美意識が一体どんな姿をしているのかという疑問を探るものになっているように思う。木枠はゆがみ、麻布は擦り切れそうなほど痛んでいる。そこには、廃屋や火祭り、雪囲いといった、地域由来のモチーフが油彩で描かれる。私にとっては、自分の絵が、少しずつ腑に落ちる姿に近づいているように感じられる。そもそも、西洋の歴史の中で磨き上げられた「キャンバスに油彩」という形式を、私がそのまま用いることに無理があったのだ。西洋から長い時空を旅して、この地の気候風土に根差した「洋画」の姿。今の私にとっては、それを探ることが、自分の美意識と出会う確かな手掛かりに思えるのだ。

 
 

© 2019-2026 Takuro Goto

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