【案内】展覧会開催のお知らせ
- takuro goto

- 10月13日
- 読了時間: 3分
更新日:10月19日

現在、たまたま四か所同時に作品を展示していただいています。
①斎藤茂吉記念館「山はうたう・狼石より蔵王を望む」特別展示9.13-2026.3.31
②池田記念美術館「八色の森のビエンナーレ」9.13-11.3
③MOLE @木下自転車「 MOLE EXHIBITION #1 誕生」9.27-10.26
④長井市民文化会館「長井芸術祭」10.10-12
上山市の斎藤茂吉記念館では昨年の山形ビエンナーレに出品させていただいた「山はうたう・狼石より蔵王を望む」を展示しています。蔵王と茂吉を主題に制作された本作にとって、最も幸福な場所に展示していただいているのではないかと思い、感慨無量です。

南魚沼市、池田記念美術館で開催中の「八色の森のビエンナーレ」には、新作の「飯豊の家」を出品しています。絵画を中心に総勢25名の作品が展示されています。私にとって、日々絵画制作と向き合ってこられた方々と世代を超えて交流させていただけたのはとても新鮮な機会でした。交流を通じて、自分の制作のいびつさについても、改めて自覚させられたような気持ちでいます。新作の「飯豊の家」では、また新たなアプローチで制作に取り組んでおります。


山形市、北山形駅近くの木下自転車店内にオープンしたギャラリー「MOLE」にて開催中の「 MOLE EXHIBITION #1 誕生」に、黄金町秋のバザール2023で展示した雪囲い絵画の「尾花沢の家」展示しております。屋外仕様の作品を無理やり室内に押し込めたので、はみ出そうな圧力があるなあと感じております。何より、久しぶりにご一緒できた面々との交流で、また何かしなきゃという思いがふつふつ湧いてくる心地です。



そして長井市では、第63回長井芸術祭に今年の「越後妻有の冬2025」出品作の雪囲い絵画「西根の家」を出品しています。様々な思いが去来する中での展示です。様々な、というのは、ポジティブにもネガティブにも。この地域で生き暮らし制作し発表することへの絶望も希望も諦めも楽しさも失望も挑戦も惰性も義務感もある、いつもそれがぐらぐら揺れている中で、会場となっている長井市民文化会館の真正面に雪囲い絵画をおいてます。

以上、もしよろしければご覧いただけますと幸いです。
斎藤茂吉記念館
池田記念美術館
MOLE @木下自転車
第63回長井芸術祭@長井市民文化会館
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さて、これらの展覧会に参加して、いろいろ思うところもあり。
八色の森のビエンナーレでは、20人を超える画家たちとの交流があったのだけど、こういう機会は僕にはほとんどなかったから、すごく新鮮だった。東京の美大とかを出てる方ってみんなこんな感じなのかしら?というような、フォーマリズムっぽい考え方や作品で、自分は浮いているなあと、ほんのり分断を感じた。そして、僕が大事にしていることも少しわかる。
例えば、僕は作品が工芸にならないように特に意識していると思う。
さて、文教の杜の仕事、家庭、長井文化協会の仕事と並行しながら制作発表をしていて、
