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展覧会「International Dialogue」に参加します

biscuitギャラリーでの展覧会に参加します。


Jens Petersen氏によるキュレーションの下、日本人作家と海外作家のペアが4つ組まれて、それぞれの対話的展示空間が演出されます。私は台湾のペインターであるFu Ningさんと、軽井沢での展示となります。素晴らしい企画に招聘していただき楽しみ!


仕事と子供たちとのかかわりから、狭い4畳半での制作を余儀なくされ、大作はとても用意できなかったのですが、これまでの制作とは大幅にスタンスを変えた「未分化の素材」シリーズとしてF4~F50サイズの作品を数点用意しました。

未分化の素材 2024 キャンバスに油彩 530×652


「風物」というタイトルがいいなと思ったんだけど、英語にし難いと思い、「Undifferentiated materials」ということにしました。


風景画というよりは物体にフォーカスをあてたもので、人間と自然(あるいは文化、動物、入植者と被侵略者)のかかわりというか闘争に似たコミュニケーションをテーマにしたいと思っています。彼らは消えてしまったわけではない。機会を待っているだけなんだと。


様々なモチーフをこのスタイルで描いたり、また別のシリーズを並置して、コンセプトがあぶりだされるようにしていきたいと思います。


5/18-6/23 biscuit gallery shibuya & karuizawa どうぞよろしくお願いします。


以下プレスリリース


[英語の後に日本語が続きます]

International Dialogue pairs four Japanese artists with four foreign artists. Each pair works in a similar realm, sharing the form of expression, media, style, motif or motivation. The goal is to create a dialogue between their artworks. How do artists of different cultural backgrounds approach comparable questions? What can we see and learn when diversities meet? biscuit gallery’s three floors in Shibuya, plus the space in Karuizawa, provide four distinct venues for dialogue between the pairs’ creations.

We invite you to experience a conversation between Korean and Japanese threads on the ground floor in Shibuya, expressive figurative paintings from Tokyo welcoming their Mexican peers on the second floor, and on the top floor a philosophical discussion by abstract paintings hailing from Sweden and the southern island of Kyushu. In the Karuizawa gallery, memories are shared between landscape paintings of Yamagata and Taiwan.

International Dialogueでは、4人の日本人アーティストと4人の外国人アーティストがそれぞれ対になっている。どの組み合わせも、表現形式、メディア、スタイル、モチーフ、動機など共通点がある。目的は、それぞれの作品の間に対話を生み出すこと。多様性が出会うとき、私たちは何を学ぶことができるのか。異なる文化的背景を持つアーティストたちは、同じような問いにどのようにアプローチするのか。biscuit gallery渋谷の3フロアと軽井沢のスペースは、対となる作品が対話するための4つの異なる場を提供する。

渋谷の1階では韓国と日本の糸の会話があり、2階では東京の表情豊かな具象絵画がメキシコの同志を迎え、最上階ではスウェーデンと九州の抽象絵画が哲学的な議論を交わす。軽井沢のギャラリーでは、山形と台湾の風景画が思い出を語り合う。





____20240521追記

結果的に決まったタイトル「未分化の素材」について、人工物と自然物の未分化な状態=境界線が無いということは、よく言う「みずからとおのずから(自ら・自ずから、主体と客体が同一視されている)」みたいな日本人の自然観の話でもあるし、西洋的な分類整理⇒支配構造をお手本にした日本の博物館(美術館)成立過程のような話でもあって、最近になって読んだ「眼の神殿」に大いに影響を受けているものなのだ。



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